飯田 博一 
(いいだ ひろかず)

職名・学位

教授・博士(人間・環境学)

大学院工学研究科物質生命科学専攻 主任

学歴
大阪府立生野高等学校卒業
東北大学薬学部入学
東北大学薬学部製薬化学科卒業・薬剤師免許取得
東北大学大学院薬学系研究科博士前期課程入学
東北大学大学院薬学系研究科博士前期課程修了
京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程入学
京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了

職歴
アルバータ大学(カナダ) 博士研究員
科学技術振興事業団 CREST博士研究員(東京医科歯科大学)
東京医科歯科大学 生体材料工学研究所 非常勤講師
徳島大学 歯学部(助手)
千葉科学大学 薬学部(講師)
関東学院大学 工学部物質生命科学科(准教授)
関東学院大学 大学院工学研究科博士前期課程指導教授
関東学院大学 理工学部理工学科生命学系(准教授)
お茶の水女子大学 大学院人間文化創成科学研究科 非常勤講師
関東学院大学 大学院工学研究科博士後期課程指導教授


主な所属学会
日本化学会、日本薬学会、アメリカ化学会
日本電磁波エネルギー応用学会(JEMEA)、
有機合成化学協会、分離技術会

≪生命創薬科学研究室 研究室紹介≫

<医薬品や化粧品開発の研究>
 化学と生命科学を融合させた医薬品や化粧品開発の研究、その中でも特に、有機化学を基盤とした生命科学研究である「ケミカルバイオロジー」の研究を進めています。いくつか例を挙げると、小分子有機化合物による生体機能のコントロールを目指したDNA塩基配列選択的なアルキル化剤のデザイン及びその反応性の解析、小胞体ストレス防御ケミカルシャペロンとしての4-フェニル酪酸誘導体の合成と構造活性相関、新規アルツハイマー病治療薬としてのメマンチン誘導体の合成と構造活性相関などの研究を進めています。また、近年は、国連が定めた『持続可能な開発目標 (SDGs)』に従った省エネルギー条件での化学反応の技術開発も行っており、その中で、当研究室で開発したマイクロ波照射反応や超高圧反応といった省エネルギーな特異な反応環境を利用した医薬品や化粧品の短工程合成の試みも進めています。